親知らずの抜歯が死ぬほど痛かったという話です。ドライソケットっぽくなったらはやく掻爬してもらうことをお勧めします。痛み止め薬が不要になるまで17日かかりました。

0病日

12時に抜歯。麻酔し、1分ほどで抜ける。スポンゼルを抜歯窩に詰めゆるく縫合。縫合しているとはいえ、窩は開いている。この時は全然痛くない。脱脂綿を噛んで圧迫止血する。顎に違和感を覚え、噛みすぎて顎が疲れてきたのかな、と思ったら痛くなり始めた。抜歯から3時間後くらいから、痛すぎてやばい。ペインスケール9/10。ネットで経験談を調べてみる。痛みのピークは2日ごという記事を見て、気絶しそうになる。痛み止めの薬飲んで2時間しても効かない。寝たら少しだけ痛くなくなり、また薬飲んで19時頃から痛みがなくなった。うどんを細かくしたものを食べるが激痛。やめておけばよかった。とにかく血餅がなくならないように、歯磨きのうがいも細心の注意を払う。薬は、ボルタレン1日4錠、セフェム系抗菌薬3日分が処方された。

※ペインスケール・・・最強の痛みを10としたときに、今の痛みはいくつかという数値。

1病日

朝痛くて7時に目が覚める。薬飲んで痛みと対峙しながら寝る。ペインスケール7/10くらいの痛み。なにも食べたくない。薬飲んで痛みを抑えて、4/10くらいの痛み。消炎鎮痛薬でうがいするが効かない。何も入っていないゼリーしか食べられない。果肉は怖い。ほぼ寝て1日が終わった。今日が痛みのピークだと自分に言い聞かす。ボルタレンを1日4錠を守れず5錠ほど飲む。

2病日

朝痛くて目が覚める。唾も飲み込むことが苦痛。勇気を出して抜歯の穴を見ると血餅がない。ドライソケットになっていた。掻爬をしてもらいに病院行くのは、これ以上痛くなりそうで心理的に無理。痛くてツバが飲み込めず息苦しい。夕方しばらく寝ると、痛みはなくなり始めてこのとき術後初めて無痛状態を体験。ボルタレンを5錠ほど飲む。

3病日

朝痛くて目が覚める。薬を飲んでまた寝る。この日が1番痛くなかったかもしれない。初めてまともな食事、おかゆを食べることに成功。もちろんボルタレンは4錠飲んでいる。

4病日

朝痛くて目が覚める。頬が痛むようになってきた。ぐーっと押される感じ。痛い。薬飲むと楽になったけど、薬が切れると猛烈に痛むようになる。薬を減らせるか、チャレンジしたけど無理だった。夜も痛くて寝れないので薬を追加で飲んだ。ロキソニン4回。家のロキソニンの在庫がなくなりかけている。

5病日

朝痛くて目が覚める。薬を飲むけど、なかなか痛みが引かない。昼になると少し痛みがなくなる。昼に薬を飲む。午後、だんだん痛くなり寒気を覚える。熱はない。何もできないので横になる。夜、痛くてご飯が食べられない。横になって薬が効くのをまつ。ご飯食べた後に、痛すぎるので、追加で薬を飲む。耐えられなくなり、リドカインを患部につけるようになる。それでマシになってきた。夜痛むので、投薬間隔が短いけど薬を飲む。ロキソニン4回+アセトアミノフェン1回+リドカイン。これは、おかしい。病院にいくことを決意する。アセトアミノフェンが、全く効果がない。ロキソニンの強さを知る。でも、ロキソニンも4時間ぴったりで効果が切れる。

6病日

激痛で5時に目が覚める。尋常じゃない痛み。10/10。死ぬほど痛い。薬を飲んでも耐えられない。リドカインを塗るも、深部からの痛みを抑えることができない。気絶するかもしれないと思いつつ、耐える。ロキソンニンをさらに追加。知らないうちに寝てしまう。気絶?今日は病院に行こうとも動けない。ご飯食べると再度激痛が襲う。夜はゼリーとヨーグルトのみにした。熱いものは食べたら痛くなる気がする。夜は頭痛まで起こる。痛すぎて頭がおかしくなりそう。

7病日

朝起きたら痛かったので、ロキソニン。さて、ついに家のロキソニンは飲み尽くした。耐えられる痛さになってきた。ヨーグルトを食べて、病院にいく準備。不思議と顎はあまり痛くない。今だ!家を出発。痛みがゼロの感覚は一体何日ぶりだろうかと考える。病院に到着し、麻酔。麻酔しても抜歯窩から麻酔が漏れてしまうので、追注。その後、ガリガリガリガリ、ガリガリガリガリと掻爬。たまに痛いけど、ほとんど痛くない。終了。ロキソニンを飲む。たくさん血餅できてくれ〜と願いつつ帰路。麻酔のためか、全く痛くない。痛くないことが嬉しすぎる。麻酔よ永遠に効いていてくれ。しばらくすると、痛い気がする。しばらくすると、全く痛くなくなる。あれ?麻酔切れる頃じゃないのかな?あれ、4時間も経った。痛くない、あれ、寝る前まできた、痛くない!痛くないって素晴らしい。人生が違う。楽しいって久しぶりに感じた。それにしても、ドライソケット再発が心配。歯磨きはするもうがいはせず、ゼリー飲料を反対の頬に流し込む食事だけにして、血餅がいなくならないように細心の注意を払う。はやく掻爬してもらえばよかった。

8病日

4時に痛くて目が覚める。ロキソンニンをのんで、痛みがおさまってきたらまた寝る。8時に痛くて起きる。またロキソンニンを飲む。あんまり痛くない。血餅がいなくならないか心配で、ゼリーしか飲んでいない。多少痛くなることはあるものの、薬を飲めば痛みが0になる。わりと普通に生活できた。夜痛くなってくる。11時くらいにまた飲んだ。

9病日

4時に激痛で目が覚める。また飲む。6時頃に痛くて目が覚めるが、頑張って寝る。8時に痛くて目が覚める。また飲む。痛みが取れない。頬をさすると良くなることに気がつく。今日は痛いぞ。抜歯したところを見ると、また血餅ない。ドライソケットが再発している。涙。3時間ごとにロキソニンを飲む。流石にタンパク質が食べたくなり、衝動的にハムと刺身とカニカマ食べる。掻爬の日からずっとゼリーしか食べてない。ロキソニンが4時間持たないことが出てきた。すでにロキソニンの1日容量の4錠を超え、6錠は飲んでいる。

10病日

痛みで目が覚めなかった!起きて、痛いことは痛いので薬を一応飲む。今までのようにやばくて早く飲もうという激痛ではなかった。またゼリーの買い物に行く。ゼリー飲料も飽きてしまった。色々、種類を変えてみる。ミニッツメイドの朝マンゴーが美味しかった。ヨーグルトは痛いイメージができてしまって買いたくない。カロリーメイトのゼリー飲料は、とてもまずい。夜に、衝動的にカツ数切れとポテト少量を食べる。食べ物が抜歯した穴に入るのがとても嫌だ。穴の中に白いやつが入ってて黒くなってる。なにかが腐ってるのか。痛くて気持ちが折れてきた。

11病日

痛みで目覚めることはなかった。でも、一応ロキソニンを飲んでおく。昼は、もうゼリーやヨーグルトが嫌で、パスタを食べた。食べれた。穴にパスタが入って嫌な気分。夕方も痛くない。晩御飯は普通に食べることに成功した。嬉しい。でも、痛くなってきた。痛み止め飲む。するとやはり痛くない。痛くないってこんなに素晴らしいとは。

12病日

朝は痛くて目が覚める。お昼普通に食べる。夕方痛くなってきたので、飲む。また、結構頬が痛んだ。夜2時にまた痛くなって薬飲んで寝る。かなり痛い。食べ過ぎというか、今まで働いていなかった腸に食べ物がたくさん入ってお腹がびっくりして下痢。痛みが続いた影響か、気力がゼロになっている。なにもしたくないし、なにも進まない。

13病日

朝は顎が痛かった。薬を飲んだ。痛みも少なく、気分もやっと少し前向きになりました。普通にご飯も食べた。やはり、薬は3錠飲みます。

14、15、16病日

たまに痛くなる。特に食事の後に、食べ物が穴に入ると痛む。でも、薬を飲めば痛みが消える。やはり3錠は必要となる。

17病日

ついに、痛み止めが不要になる!穴はぽっかり開いたままだが、痛みはない。食べ物が入ると痛むが、口を強めにゆすいでも痛くなくなったので、対処できるようになった。食べ物は、片方でしか噛めない(怖いから)ので、飲み込むことが多い。

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