Windowsであればpyinstaller、Macであればpy2app等を使ってアプリケーション化したいときがあると思います。普段使用の環境はライブラリが肥大化していて、そのままexe化、app化すると巨大なライブラリがついてきてしまってうまく行かないです。また、Anacondaでやるとだいたいうまく行かないです。うまくいかない理由はわかりません(仮想環境の保存先と作成したpyファイルの位置が離れているから??)。
Venvを使った環境作成
pythonネイティブの環境作成方法はvenvを使う方法です。フォルダ内に環境を作ってパッケージなんかも全部そのフォルダ内にあるので安心です。condaだとどこにインストールしたものが散らばっているのかわかりずらいので若干不安です。要らなくなったらフォルダ削除すれば本当になにもなくなります。
環境を消すには、フォルダを削除すればいいです。
Mac
Terminalを開くといきなり(base)が表示される人はanacondaを入れているからだと思います。いきなりanacondaの環境になってしまっています。抜け出しましょう。
ターミナル
conda deactivateでとりあえず抜ける → (base)が消える
conda config –set auto_activate_base False をタイプしEnter
いきなりAnacondaを終了することができました。
仮想環境の作成・activateの仕方
ターミナルを開く。(base)となっていない状態にする →
環境を作りたいディレクトリまでcdで移動 →
python3 -m venv 名前 をタイプしEnter →
「名前」のついたフォルダができるので、cdで「名前」フォルダ内に移動 →
bin、include、libの名前を有したフォルダがある。cdでbin内に移動 →
source activate をタイプしEnter →
(名前)がプロンプトに出てくる。環境をactivateできました。
環境をactivateした状態でpip をすればパッケージをインストールできます。deactivateで環境から抜けます。
windows
コマンドプロンプトを開く
cdで環境を作りたい場所まで移動(または、mkdir 〇〇でフォルダ作る)
py -m venv 名前 を入力しEnter を押す。フォルダに環境が作られ、フォルダ内にInclude、Lib、Scriptsというフォルダができます。
cd でScripts内に移動します
activate を入力しEnterを押す
(名前)がプロンプトに出てくる。環境をactivateできました。
環境をactivateした状態でpip をすればパッケージをインストールできます。deactivateで環境から抜けます。
Anacondaで仮想環境づくり
Mac
ターミナルを開く
conda activate をタイプしEnterで(base)を起動
conda create -n 名前 をタイプしEnter
conda activate 名前 をタイプしEnterすることで仮想環境を起動。プロンプトの前に(名前)がつく。
conda info -e でcondaで作った仮想環境のリストが見れる
conda remove -n 名前 –all で「名前」のついた環境を消せる
Windows
Anaconda promptを開く
conda create -n 名前 を入力しEnter
activate 名前 をタイプしEnterすることで仮想環境を起動。プロンプトの前に(名前)がつく。
deactivate で環境から抜ける。
あとは、macと同じです
Jupyter notebook関連
利用可能なカーネルの表示
jupyter kernelspec list
jupyteのカーネルに仮想環境を追加
jupyter kernel install –user –name=名前 –display-name=名前